STAFF VOICE スタッフボイス

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INTERVIEW01 建築部 あなたの仕事はどんな仕事?

新卒入社8年目 吉良 章さん

中途入社22年目 梅原 勝さん

成長を感じることができる仕事

  • 基本的に建築部は施工管理が主な業務で、実際に建設にあたる職人さんに細かく指示を出したり、図面通りに施工ができているかどうかをチェックする。実際に建物を作ると言うよりかは現場の監修をする立場やね。

  • 現場には多くの職人さんが来られるのでコミュニケーションをしっかりととることが大切ですよね。極論ですが、それができていればこの仕事はうまくいくと思います(笑)。

  • 確かに。色んなキャラクターの職人さんが来るから、その人の性格に合った対応ができたらよりいいね。もちろん職人さんとぶつかり合うこともあるし、新しい現場に行けば、そこにいる職人さんも違う人やから、まずは話してみて仲良くなるのが大切かもしれへんね。吉良君はそういうの得意やな?

  • そうですね。できるだけコミュニケーションはとるようにしています。そのほうが断然仕事はやりやすいですからね。

  • そやね。ところで、吉良君はこの仕事の楽しさってどこに感じてる?

  • 僕は、前回よりも仕事がうまくいったときに自分の成長を感じて嬉しくなります。失敗したところはしっかり改善して、次は同じミスをしないよう心がけています。例えば職人さんを手配する時でも無駄な動きを少しでも減らしたり。小さな事ですけどそういった積み重ねでここまで着実に成長してこれたのかなと思いますね。自分の成長を感じやすい仕事だと思います。梅原さんの仕事のやりがいは何ですか?

  • 僕みたいにキャリアを重ねてくると、特殊な建物をやっているときが1番楽しいね。時代によって建物の雰囲気が変わってくるし。ただ、大きなプロジェクトになってくると難しい問題にぶつかることも多くて。でも、それを乗り越えて得られるやりがいと言うものは他に変えられへんね。特殊な建築物っていうのは会社の実績にもなるし、これからもできるだけ携わっていきたいね。

他にない建設業の魅力

  • 梅原さんがこれだけ長くの間この仕事を続けてこられた理由ってあるんですか?

  • そやなぁ。たぶん自分の性に合ってるんやろね。さっきも言ったけど大きな建物をつくって、その建物がその街の景色の一部になっていたり、お客様がたくさん入って建物として機能しているところを見た時の達成感とかはやっぱり他では感じられない。多分好きなんやろうね、この仕事が。

  • なるほど。僕も八幡にある大きな商業施設を担当したことがあります。4年ほどかかったプロジェクトだったんですが、毎日多くの観光客の方が訪れてくれているみたいですし、SNSで見かけることもあって誇りに思いますね。お客様のこだわりの詰まった建物だったのですが、その分お客様も完成した時は喜んでいただけて僕も感動しましたね。

  • そういった感動を味わいたいとか、大きな仕事をしてみたいっていう人にはぜひ入ってきてほしいね。

  • そうですね。やる気があって建築のことが好きな人、大きな建築に関わりたいという想いがある人なら未経験でもしっかり学んでいける環境が秋村組にはあると思います。

INTERVIEW02 営業部 あなたの仕事はどんな仕事?

中途入社22年目 田口 豊誠さん

新卒入社3年目 仁平 昂祐さん

ダイナミックな仕事とその難しさ

  • 私たち営業部は新規のお客様と今まで取引があったお客様のところへ建設に関する営業活動をします。この仕事の一番のやりがいは後世に遺っていく建物に関わることができるということ。秋村組は公共の建築物も手掛けているから大規模の建築物を手掛けることができるというダイナミックさを感じることもできます。社会貢献をしている実感もあってやりがいは大きいですよ。

  • ただ、秋村組の営業の難しさはそこにありますよね。住宅などの小規模の建築物をつくることもありますが、田口さんが言ったように億単位のお金がかかる案件があるので、新人の僕たちはスムーズに営業の仕事が進まずに苦労します。

  • そうやね。営業のテクニックとか経験とかそういったことが大切になってくると思うけど、やっぱり大切にしないといけないのはお客様との信頼関係をつくること。形になっている既製品を売る仕事じゃなくて、まだ形になっていないものをお客様に提案することが多いから、すんなりと受注につながらないっていうのは新人営業のよくある悩みよな。新たなことを自分たちが前に立って進めていくことができるので、そこがこの仕事の楽しみでもあるんやけどね。仁平君は入社してから1、2年目の時に現場に出ていたからいろんなことを感じたと思うけど、その辺りはどうやった?

  • 秋村組の仕事の理解を深めるために現場に出て、今は営業部に配属されていますが、やはりやりがいのある仕事であることは改めて感じましたね。例えばホテルだったら、大きな建物が長い工期を経て完成し、実際にお客様が利用している姿を見て感動しました。きっと他の仕事では感じることができないやりがいだと思いますね。

目の前の仕事を大切にすること

  • なかなかお客様から契約をいただけないときに、営業の難しさを感じると思うけど、仁平君はどう思う?

  • やはり最初の頃は、「お客様からちゃんと仕事をもらえるのか」という不安はありましたね。でも今は、結果を心配するのではなく任された仕事をきちんとこなして、その積み重ねがいつか結果として姿を現してくれるのではないかと信じて日々業務にあたっています。

  • うん。この仕事の不思議なところは一つお客様からお仕事をもらうことができると、スッと軌道に乗って仕事が回り始めるんです。僕が若手だった頃もそういう感覚はあったから。

  • そうなんですね。特に僕は学生の頃、建築関係の勉強をしていなかったので、建築関係の学校を卒業している同期と比較して不安に思っていたので田口さんの今の話を聞いてもっと頑張ろうと思いました。

  • 知識がなくても、現場に出たり、先輩から学べば十分営業として働くことができるからね。で、これは仁平君だけじゃなくて新人のみんなに言えることやけど、仕事をするうえで心がけてほしいことは、小さな仕事も大切にすること。それがいつか、億単位の仕事につながってくると思うし社内の信頼にもつながっていくから。

  • はい。目の前の仕事とまっすぐ向き合っていきたいと思います。

INTERVIEW03 設計室 あなたの仕事はどんな仕事?

出産・子育て後 復帰入社6年目 林 恵さん

中途入社21年目 岩嶋 幸拓さん

設計という仕事について

  • 設計室と聞くと、ずっと社内で設計図を作成しているイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。社外で施主様と打合せをしたり、建築に関する法的な問い合わせ、現場の検査、図面チェック、行政協議への参加など、様々な業務があるんです。

  • あと、岩嶋さんは若手社員を勉強させるために一緒に現場に連れて行ったりしていますよね。秋村組はただの設計事務所ではなく、設計から施工まで一貫して携わっていますから、施工現場に若手を連れて行って仕事の一連の流れを勉強してもらっています。

  • 一人前の設計士になるのに早くても5年くらいはかかります。とはいえ、下積みだといって雑務ばかりやらしてしまっては若手の方も成長できない。秋村組が設計施工をしている少し特殊な体制ということもあり現場を見てもらうのは重要なことだと思っています。

  • 現場を知ることは大切ですからね。建築は全部一点もので、ホテルや商業施設というジャンルは同じでも、施工場所や施主様によって求めているものは全然違います。よく新入社員さんは「仕事にはもう慣れた?」って聞かれると思いますが、私はずっと慣れない仕事なのかなと思っています。そこが難しさでもあり、逆に面白いところだと思いますね。

  • うん。そうだね。建築物を建てるすべての工程を通して設計っていうものはほんの一部でしかないけど、お客様から要望を引き出して、それを図面にして現場に渡すっていうスタートラインでもあるから設計は施工の要です。そういったところは実際の業務を通してコツをつかんでいってほしいなと。

やりがいと働きやすさ

  • 岩嶋さんは秋村組の前にも設計事務所にいらっしゃったようですが、今の仕事と比べていかがですか?

  • 秋村組のようなゼネコンの設計事務所は働いてみると非常に面白いですね。秋村組は設計も施工も社内で完結するので「秋村組ブランド」というか高い水準の建築物をお客様にお渡しできますし、私たち設計室も現場に指示しやすいので働きやすさがまったく違いますね。最後まで責任をもって業務にあたることができるので、やりがいも大きいです。

  • なるほど。

  • 私はそもそも設計という仕事が好きなんですよ。やっていて苦痛には感じないですし、自分に合った仕事なんだと思います。給料をもらうためだけに働くのは嫌ですしね。

  • 私もそう思います。あと、私が感じているのは女性の働きやすさですね。一般的に建設業界って男性社会というイメージがあったのですが、設計室に関しては岩嶋さんの配慮もあって、女性的な感覚を求めてくださりますから、女性は働きやすいと思います。

  • 林さんは出産と育児で数年現場を離れていたにも関わらず仕事に安定感がありますよね。これからも設計室の戦力として活躍いただければと思います。

  • ありがとうございます。これからも設計室を支えられるよう頑張ります。

INTERVIEW04 土木部 あなたの仕事はどんな仕事?

中途入社21年目 我孫子 正史さん

中途入社19年目 荻野 茂さん

仕事の難しさから得られる成長

  • 私たち土木部の仕事はインフラの整備がメインです。例えば、私は現在、道路の幅を広げて大型の自動車をすれ違いやすくするような拡幅工事を行っています。基本的には公共工事なので、責任ある仕事だと思いますね。

  • つくるものすべてが世界にひとつしかないもの。それを長い年月をかけて完成させたときになんとも言えない感動を味わえるのはこの仕事ならではだと思うね。後世まで自分が携わった構造物が残るというのは他の仕事ではなかなかできないことだから。さらに、その仕事が多くの人の生活に関わっているとなると、大きなやりがいを感じるな。

  • 本当にそうですね。人の生活を今よりも快適にするための仕事ということも誇らしいです。一方で難しいこともたくさんありますが、若手社員が入社してから最初に苦労するポイントは特に何だと思いますか?

  • 恐らく人間関係だろうね。秋村組の人間とではなく、現場に来る職人さんとの関り方でね。現場監督をするとなると歳が離れた職人さんとコミュニケーションを取りながら働かなければならないから。しかも、職人さんに指示を出さなければならない立場。これに緊張してしまう若手社員が多いんじゃないかな。

  • そうですね。学生の頃は歳の近い人と関わることがほとんどですから、社会人になって歳の離れている方たちと一緒に働くことに新鮮さと、難しさを感じるのでしょう。逆に言えば経験のある人たちが多くいる環境で働くことができるのって若手にすれば実はいいことが多くあって。

  • そうそう。しっかりした知識とかテクニックをベテランから学ぶことができるし、色んな働き方を見ることができる点は自分の成長につなげることができると思う。

この仕事ならではのやりがい

  • アビさんはこの仕事の一番のやりがいって何だと思う?

  • インフラを整備することによって、世の中が便利で安全になっていくことですね。先ほど荻野部長が言っていた「構造物が後世に遺っていく」ということも感慨深いものがあります。秋村組は大きな規模の工事も施工するので、完成したものを見ると毎回圧倒されますね。家族にも「あれをつくったのお父さんなんやで」って自慢できますし(笑)。

  • 子どもに誇れる仕事っていいよね。毎回違うものをつくっているわけだから、「飽きない仕事」とも言えるよね。秋村組は現場事務所の土地探しから、現場が完成して撤収するまでの一連の流れすべてに関われるから、達成感は大きいし、完成した構造物への愛着もわく。この業界を目指す若い方にも、ぜひあの感動を味わってほしいよね。

  • あの感動を味わってしまうと、他の仕事ができなくなってしまうほどですよね(笑)。その感動を味わうためにも、若手社員の皆さんは実際に現場に出て実務を通しながら力をつけていってほしいです。少しずつ自分ができる仕事の幅を広げていって、現場で働く職人さんと信頼関係を築いていく。長い期間をかけてコツコツと自信をつけていってもらえたらと思いますね。

  • 施工現場を統括する現場所長として一人で現場を任せられたあたりに、土木の仕事でしか感じることができない最高の瞬間が味わえるから、若い方にはそこを目指して頑張ってほしいです。そのために頑張ってもらえるなら、僕たちも全力でサポートしますよ。